毎日新聞に掲載: 「いじめ通報アプリ」全国へ 初めて導入の柏で効果

毎日新聞に千葉県柏市教育委員会様の取り組みや成果が掲載されました。2018年5月14日

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中学生を対象にしたスマートフォン用のいじめ通報アプリ「STOPit(ストップイット)」の活用が全国の自治体に広がっている。公立中のなかで昨年初めて導入した柏市で相談件数が急増し、効果を上げていることが影響しているとみられる。千葉大などは今後、いじめ対策の授業で使われる教材を産学官連携で増やしていく方針だ。

米国発のアプリは、同国内で約6000校329万人が利用できるほど普及している。国内ではITサービス会社「ストップイットジャパン」(東京)が独占販売代理店契約を締結している。

柏市は昨年5月、市内の中学生が無料でダウンロードできるようにして、昨年度は約1万人の対象者のうち486人が登録した。いじめの相談件数は前年度の電話とメールでの相談に比べて約5倍となる133件に急増。4割(56件)は、いじめやネットトラブルに関する相談だった。急増の理由は、子供たちのコミュニケーションツールとしてアプリが一般的になっているためとみられる。市教委は「いじめが深刻になる前に対応できる」とアプリを評価し、今年度はモデル校を選んで小学校でも導入する。

アプリを導入する際、生徒がより理解しやすいよういじめ対策の授業も行っており、授業で使う動画などの教材は、同大や柏市教委などが産学官で連携して開発したものだ。

(引用元: 毎日新聞)
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