【活動報告】上尾市立上平中学校の皆さんが「いじめ問題の政策提言」に向けた企業訪問に来てくれました
2026年1月30日、上尾市立上平中学校の2年生5名が、校外学習の一環として弊社を訪れてくれました。
今回の訪問は生徒の皆さんが授業で取り組んでいる「いじめ問題の政策提言」をより深めるために、専門的な知見を持つ私どもと意見交換をしたいという申し入れにより実現しました。
鋭い視点で社会を捉える「生徒の皆さんの政策提言」
前半は、生徒の皆さんが自ら作成した資料をもとにプレゼン発表を受けました。 現在の社会問題においてどこが最大の「ペイン(痛み)」であるかを的確に捉えた非常に鋭い内容で、来年度に上尾市教育委員会や市役所へ実際に提言しに行くというミッションに向けた本気度が伝わってきました。
ディスカッションでは、生徒の皆さんから以下のような本質的な意見が飛び出しました。
- 「いじめは自然災害のように、どこでも起こりうるもの」
- 「外部講師の話を聞くだけでは、自分事にするのが難しい」
- 「成功体験を共有できるような授業や、情報交換の機会が必要だ」
自分たちの過去の経験や、現在のリアルなSNSの実情も併せて話しながら、理想論ではない「生きた提言」にしようとする姿に、私どもも深く感銘を受けました。
いじめの根源を探る「承認欲求」のメカニズム
後半はスタンドバイ側から、いじめの背景にある心理的要因として「承認欲求」についての講義を行いました。 人間が持つ「認められたい」という自然な欲求が、なぜ時にいじめへと繋がってしまうのか。
- 「相手を下げて」優位に立とうとする方法
- 「自分を上げて」周りから認められる方法
この2つの違いを理解し、いかにして後者の方法を選択できる環境を作るかという視点を、提言をブラッシュアップするための「お土産」として持ち帰ってもらいました。
未来を創る「発信力」への期待
生徒の皆さんの提言の中には、嬉しいことに「STANDBYアプリを全国で導入すべき」という案もありました。しかし、より本質的な変化を起こすためのアドバイスとして、私たちからは2つの新たな視点を提案しました。
- 「今日ここで学んだ皆さんが、いじめの本質について発信者になること」
- 「承認欲求などのメカニズムを深く知るための参加型授業を提言に加えること」
訪問を終えて
上平中学校の皆さんの、前向きで活発な質問や議論に触れ、私たちにとっても学びの多い一日となりました。
自分たちの声を社会に届けようとする皆さんの挑戦は、すでに現状を変える第一歩になっています。今回探究した「いじめの背景にある仕組み」や「自分たちにできる発信」を武器に、上尾市の未来をより良くする素晴らしい提言を作り上げられることを、心から応援しています。

